マイクロキャッスル

Try to Describe It All

こんばんは。新しいテレビを液晶にしようか有機ELにしようかで一生迷っています。

『テネット』観ました。序盤から暴力的なまでの音響で完全に優勝していました。トラヴィス・スコットの主題歌を聴くためだけにでも映画館に行く価値があるとかないとか。時間の逆行に関しては「あー そーゆーことね 完全に理解した(わかってない)」状態ではあったものの、映像を追っているだけで楽しめるので、難解そうであるとかそういう理由で観ないとかの選択肢はないので今すぐ観てください。順行と逆行が入り乱れる映像体験は完全に初めましてなので強烈でした。時間操作系の映像ってジョジョのボス戦っぽくなるのでそういう意味でも興奮する。あれ格闘シーンとか逆回ししているのではなく逆回しに見えるように演技している、という情報が入ってきたのだけどもし本当だとしたら正気ではない。主人公のジョン・デヴィッド・ワシントンよりもロバート・パティンソンの方が愛されポイント多くてキャラクターとして得していますよね。あとエリザベス・デビッキという女優を初めて認識したのですが、現実離れした美貌が優勝していたので鑑賞後即調べたら身長191cmもあるんですね。息子のお迎え時のスーツ姿とか惚れ惚れする。

『テネット』観る前にインプットしておかなければならない、みたいなお告げがあったので、なんとなく後回しにしていた『メメント』も観ました。オープニングの逆回しを観て「さすがノーランさん、なんてかっこいいんや...」と思ったのが最後、ストーリーの把握という点ではテネッ太郎より難しかったです。10分しか記憶保持できない前向性健忘の主人公レナードの視点を再現した構造には痺れたのですが、わりと眠い時に観たので何度も寝落ちしてしまい、起きて数分巻き戻して、みたいなことを繰り返していたので私自身もリアル・レナードになっているという二重構造を勝手に作り出していた。なんか最後にテディが物語の根幹を真に迫る感じで訴えていたのだけど、本当にピンとこなかったのでネットで調べてなんとか把握しました。むずいって。

インセプション』も久し振りに観直したのですが、吹き替えで観ていたら、冒頭に出てくる憔悴しきった見た目150歳くらいの渡辺謙の声が小さすぎてセリフ全然聞き取れないことにイラっときてしまった。ちなみに妻は映画とかで渡辺謙が出てくると必ず浮気の件をほじくり返します。もう言ってやるなよ。

ロバート・パティンソン繋がりで『悪魔はいつもそこに』も。宗教と暴力の陰鬱な映画。雰囲気としてはなんとなく『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を想起しました。トム・ホランドが陰のある演技をしているのが新鮮。

ディスクロージャーは2018年以降に出した曲がことごとく私のツボを突いてくるので北斗の拳かな?と思っているのですが、新作も全部好きで、特にこの曲が最高です。

ここに来てゲスの曲にやられるとは思ってもみなかったのですが、初秋のサウンドトラックです。

今年良かった曲のリストも更新しています(今年リリースじゃないのも一部あるっぽい)。