マイクロキャッスル

Try to Describe It All

こんばんは。レーシックを本気で考えている者です。いけると思ったらどんどん改造していきたい。

「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」に行った。5年前の武道館からより洗練されたエンタメを食らって、最高にトゥースだったとしか言いようがない。武道館のときもこれまでの集大成だと思ったけど、まだその先があったんだな。

後楽園の駅を出たら、グッズのユニフォームやらパーカーやらを身に着けたリスナーであふれかえっているし、ドーム周辺にはオードリーだけでなくスタッフののぼり旗まで立てられているし、リスナー以外の人は本当に意味が分からなかっただろうな。私は今回グッズを買っていなくて、無地のパーカーの下に武道館のときのTシャツだけ一応着ていったんだけど、一度も脱ぐことなく終了しました。もう今後体験できるか分からないほどの規模のお祭りでハスってしまうのは、自分の本当によくないところが出たと思う。死んでも治らないかも。

会場には20代くらいの若い人が圧倒的に多く、「ロングスカートのおばさん」ばかりとはさすがに思っていなかったけれど(武道館でもほとんど若い人だったし)、この規模でリスナーを可視化されると裾野が広がっているというか、離れた人もいる中で、それ以上に新規のリスナーを獲得していると感じる。それはもちろん本人たちの実力でもあるし、ANNの戦略が奏功しているということでもあるのかもしれない。わかんないけど。

13~14年聞き続けている中で、SNS上で「面白くなくなった」とか「夢中になれなくなった」と言って離れていった人をたくさん見てきたけど、リスナー個人個人の心境や環境の変化によって、カチッとハマらなくなる瞬間は当然訪れるものだと思う。それでも私にはオードリーANNが残り続けてきたので、自分にその瞬間が訪れるまでは二人の話に付き合い続けたいし、番組が20年、30年と末永く続くことを願っている。それと同時に、たかがラジオだし、毎週のささやかな楽しみとして気楽に聞き続けたい。またもしイベントがあるのなら、配信でもいいから輪の中に参加したい。

ちなみに私のチケットは注釈付きスタンド席で、ほぼ真横からステージを見るかたちになり、一部状況がつかめない場面もあったので、映像化を必ず成し遂げてほしい。

以下、本編の感想。

 

オープニング、アニメーションとともに星野源の「おともだち」が流れる。もしサプライズ登場して歌うとしたらこの曲だろうから、ここで流れるってことは星野源ゲストの線は消えたと予想した。が、見事に外した。

ユニフォームをなびかせながら自転車で疾走する若林かっこいい。それ以上に、チーム付け焼刃の中から現れる春日の登場が決まっていた。「メジャーリーグ」予習するの忘れてたな。青銅さんのパネル破壊は今後も定番になるんだろうか。

若林「きょうは、ラジオやります」の宣言通り、通常回と変わらないくらいのリラックスした雰囲気でのトーク。二人のトークゾーンはこの日のための少しだけスペシャルな内容で、その加減が絶妙。

場面転換で「世界的スターが来ている」とアナウンスされたのちにモノマネ芸人が登場するくだり、これはマイコーりょうの出番あるぞ、と思っていた。関係性を考えたら他の人が優先か。

ひろしのコーナー、若林の被ったニット帽がやけに長かったのがツボだった。

味玉プロレス、登場前のVTRが面白くて、笑い過ぎてしまっていたと思う。春日はもちろんのこと、フワちゃん華ありすぎ。実際プロレスが始まると想像以上にシリアスな雰囲気だったので、場を和ませるためにサトミツのツッコミが上手く機能していた。

若林DJ、ラジオでたまに自室でターンテーブル回してる話をしていたのはそういうことだったのか。結婚のときも思ったけど、匂わせが上手すぎるんだよな。やはりトリは「スペーストルネードオナニー」。

そうか、若林がラップをするとなれば「Orange」が最適解だよな。満を持しての星野源登場、さすがにクライマックスだった。

漫才、前半のコナンのテーマ曲にのせて自己紹介をするくだり、面白かった。面白かったことだけ覚えていて、内容は全く覚えていないけれど。ラジオで出来上がったノリを漫才で見られるのは嬉しい。後半、ミスチルTomorrow Never Knowsのノリは、ヒルナンデスとかでもよくやっていたので本人たちも余程好きなんだろうけど、個人的にあんまり好きじゃなくて、少し辛かったかな。改めて映像見直せば印象変わるかもしれないけれど。それはそれとして、30分も漫才見られて大満足でした。

 

後日、色々なラジオでそれぞれの視点からの感想を聞くことができて、まだ余韻に浸っている最中なんだけど、佐久間Pのラジオが特に面白かったですね。グッズのユニフォームを見た銭湯のおばあちゃんが「ヤンキース来てんの!?」と驚いた話、今のところ一番ウケました。