こんばんは。『ブレードランナー2049』を観ました。ほとんどの感想は「ジョイちゃん(アナ・デ・アルマス)に骨抜きにされた」に収束するはずです。本当に健気で美しく、そりゃゴズリングが拡張デバイス的なものを購入して外に連れ出すのも当然の行動だし、精神性としてはラブプラスを持って熱海へ出かけるオタクとそう変わらないと思いました。恋愛ゲームの引き出しがラブプラスで途絶えている。あとは、エルビス・プレスリーやマリリン・モンローのホログラムが細切れに再生されるのを背景に繰り広げられる、ハリソンとゴズリングの殴り合いは視覚的に楽しめたし、まあ全編において視覚的に楽しめるのだけど、長いのでもう一回映画館で観ようという気持ちはないです。DVDが出たら何回も観たい。私は2045年問題に期待していて、さっさと技術的特異点きてくれという感じなんですが、その4年後の世界があれだったらそんなに嬉しくはないな、とか。そんなです。
グリズリー・ベアの新作、好きだけど『ヴェッカーティメスト』や『シールズ』と比べるとどうしたって地味、という気持ちでしたが、ライブ動画を繰り返し見ているうちに心境が変化してきています。圧倒的スキル集団なので、ユーチューブを探し始めると時間が簡単に失われてしまう。"Losing All Sense"が最も好きです。
あと「Later...」に出た時のベックがひどいやつ見て。
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