今年よく聴いたアルバムのリストを。一応順位付けたのだけど、あまり関係ないかもしれない。 アンビエントへの興味を含んだ一年だったので、それが薄っすらと反映されているような、いないような。その反動としてオーソドックスなバンドサウンドも意外なほどグッとくる瞬間が多かった。ちなみにベストライブはソニックマニアでの念願のクラフトワーク。ベストオーディエンスは、そのソニマニで神出鬼没の、花冠を被った下品なギャルでお願いしたい(どう考えてもワーストだろ!)。
30. Sun Kil Moon / Benji
"Richard Ramirez Died Today of Natural Causes"
29. Ariel Pink / pom pom
28. Ty Segall / Manipulator
27. Parquet Courts / Sunbathing Animal
26. Perfume Genius / Too Bright
25. Posse / Soft Opening
- アーティスト: The Posse
- 出版社/メーカー: Beating a Dead Horse Records
- 発売日: 2014/03/04
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
24. Jessie Ware / Tough Love
23. Wild Beasts / Present Tense
22. Mark McGuire / Along The Way
21. Spoon / They Want My Soul
20. Merchandise / After The End
19. Lone / Reality Testing
18. 坂本慎太郎 / ナマで踊ろう
17. How To Dress Well / "What Is This Heart?"
16. Caribou / Our Love
15. Lykke Li / I Never Learn
14. Mark Barrott / Sketches From An Island
13. Nils Frahm / Spaces
12.Beyoncé / Beyoncé
11. Ought / More Than Any Other Day
"Today More Than Any Other Day"
10. Mr Twin Sister / Mr Twin Sister
09. FKA Twigs / LP1
08. 森は生きている / グッド・ナイト
07. Real Estate / Atlas
06. Hundred Waters / The Moon Rang Like A Bell
05. The War On Drugs / Lost In The Dream
04. Andy Stott / Faith In Strangers
03. Isaiah Rashad / Cilvia Demo
- アーティスト: Isaiah Rashad
- 出版社/メーカー: Top Dawg Entertainment
- 発売日: 2014/01/28
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
02. Mac DeMarco / Salad Days
01. Ogre You Asshole / ペーパークラフト
---------------------------------
というわけで、今年の第1位はオウガ・ユー・アスホール『ペーパークラフト』に。三部作の終結にふさわしい、実験精神とメロウな歌が同居したオリジナルな作品だった。マック・デマルコの楽観と諦念が入り混じったような音楽は、今の気分を代弁されるようで心地よかったので、来年のライブで実際に体感してくる予定。ヒップホップでは唯一のランクインとなったアイザイア・ラシャド。ラン・ザ・ジュエルズなど他にも素晴らしいアルバムはあったと思うけど、私にとってこの『シルヴィア・デモ』はどんぴしゃりだった。エレクトロニックではエイフェックスが霞むほど、アンディ・ストットが圧倒的に凄まじかった。ウォー・オン・ドラッグス、ハンドレッド・ウォーターズの躍進は単純に嬉しいし、リアル・エステイトは安定の変わらなさ。森は生きている、17分に及ぶ三部構成の「煙夜の夢」は今年のベストトラックのひとつ。FKAトゥイグスはアートワークも含めた総合点では明らかにナンバーワンだと思う。私のアイフォーンの待ち受けに居座ってるよ。ミスター・ツイン・シスターのストイックな美学にもめちゃくちゃ痺れた。オウトのボーカルはジョセフ・ゴードン・レヴィットに少し似ているよな・・・。雑になってきたのでこの辺で。よい年末を!