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マイクロキャッスル

Try to Describe It All

『ニンフォマニアック』とフィボナッチ数

 鬼才ラース・フォン・トリアー監督作品、『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』を観た。想像していたよりもエンターテインメントな仕上がりで、セクシュアルな題材のわりには楽しく鑑賞できたかと。

 Vol.1では、主人公・ジョーの若い頃を演じるステイシー・マーティンの裸体を楽しんだり、話し相手のセリグマン(ステラン・スカルスガルド)がフィボナッチ数やバッハのポリフォニーについての知識を唐突に差し込んでくるのを笑ってはいたけれど、途中瞼が重くなってしまったりもして、続きを観るべきかどうか迷った。しかし、Vol.2の予告として流れた黒人とのセックスやハードなSMシーンに好奇心をくすぐられ、やはり観ることに。Vol.2では、問題を抱えたジョーをシャルロット・ゲンズブールが体を張ってよく演じていたと思う。こういう役が似合うよな。ラストはある程度待ち望んでいた展開のようにも思えたし、「これやっちゃったか・・・」という感じでもあった。まあ、笑いどころだったのかもしれない。

 トリアー作品掘り下げてみたいのだけど、地方都市のビデオ屋には『ダンサー・イン・ザ・ダーク』くらいしか置いてないんだよな。SMマスター(?)の「K」を演じたジェイミー・ベルが『リトル・ダンサー(原題:Billy Elliot)』の主人公だったのをオフィシャルサイト見て知った。