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マイクロキャッスル

Try to Describe It All

借りぐらしのアレ

 風邪が治らない。ここ数日は声が出ないくらいノドの調子が悪く、せきも100連発の勢いで繰り出されるので、仕事に支障が出ている。そうすると「この仕事はいいから、座ってな」とか「今日は早く帰りな」とか周りの人が気を使ってくれるのだけど、そういうのが苦手だ。自分勝手だが、言われるととても嫌な気分になる。
 その理由をよく考えてみたら、どうやら「借りを作りたくない」ということらしい。例えば、体調の悪い自分の代わりにある仕事を片付けてくれた人がいたら、次の日には「昨日はありがとうございました」とかなんとかお礼の言葉を伝えるのが社会人としての礼儀だろう。だがそれが面倒臭い。借りを作ることによって、相手に対してひとこと言わなければいけない、というイベント発生の予感が、嫌な気分の原因となっているらしかった。普通に考えれば、お礼を言うくらい何てことのないコミュニケーションなのだけど、そこを面倒だと思ってしまうところに私のクズさが表れていてゾクゾクするね(風邪だけに)。
 プレゼントを貰うのも同じような理由で苦手だ。あげる側としては喜んでもらいたいのだろうけど、オーバーに喜ぶのも嘘くさく見えるだろうし、とかごちゃごちゃ考えてしまう私にとっては高難易度のイベントである。プレゼントあげる方がよほど楽だ。と、最後にいい人アピールをしてバランスを取ってみる。

 カナダのSSWであるTobias Jesso Jr.が来春にアルバムをリリースということで、期待が高まる。送られてきたデモテープから彼の才能を見出した、元ガールズのチェット・JR・ホワイトがこのデビュー作のプロデュースも務めるそう。繊細なピアノの弾き語りで、ハリー・二ルソンやランディ・ニューマンが引き合いに出されている。

 マンチェスターのプロデューサー、アンディ・ストットの最新作がとても良かった。今年のエレクトロニックのなかでも飛び抜けた出来だと思う。 

Faith In Strangers

Faith In Strangers

 

 マイルズ・ウィテカーと組んだMillie & Andreaのアルバムも甲乙つけがたい。

Drop the Vowels

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