マイクロキャッスル

Try to Describe It All

こんばんは。気温が暖かいことはそれだけで幸福ですね。それはそれとして、花粉症じゃないのにくしゃみが連発したり目がむず痒くなったりするのはどういうことだろう。花粉症じゃないのに。

「シンエヴァ」、公開初日の夕方に観てきました。初日に映画館へ足を運んではいるものの、実際にエヴァをちゃんと見たのは私が大学生の頃で、新劇場版が始まった時期くらいからのライト層なので、シンプルに楽しんだくらいなのだけど、終わった後に何かしらの感慨も確かにあった。ちゃんと決着を付けてくれたことに対して感謝の気持ちしかない。

実は中学生の時にエヴァにかすった瞬間があって、それはネットを通じて知りあった同年代の男の子(東京在住だったと思う)とチャット(懐かしの「MSNメッセンジャー」)をしていた時のことで、相手から送られてきた動画のリンクが、残酷な天使のテーゼのフラッシュ動画だった。もう本当に記憶がなくて、多分曲に合わせてAAとかが動く内容だったと思う。見終えたところで、相手から「残酷な天使のテーゼです」とメッセージが送られてきていて、当時私はエヴァを全く知らなかったので、「残酷な?天使の?テーゼ?????なにそれ怖...」となって無視してしまった。無視してなかったら14歳でエヴァにアクセス出来てたかもしれない。あの男の子もシンエヴァ見ただろうか。

プロフェッショナルの庵野回で、実際のセットに実際に人間を配置してカメラアングルを探っている場面とかすごく面白かった。新しいものを作らなければ意味がない、という監督の矜持(というか、そうでなければ自分でいられない感じ?)が画面に焼き付いていて非常に見応えがあった。自分の中にあることだけで作っても面白い作品は産まれない、と監督がしきりに言っていたのは、社会人の自分にとっても日々実感することで、他人を頼ることとか、その思考や知識をいかに自分にインストールするかとか、私みたいな凡人は本当にそれしかないと思っている。監督は天才だから、一旦は外部に任せても最終的には自分でやっちゃうというね。

Floatie超いいのに動画少なすぎるでしょ。