マイクロキャッスル

Try to Describe It All

こんばんは。ここ数週間は生活を削ってMCU作品を観る日々でした。過去に5本程度しか観たことなかったけれど、『エンドゲーム』を楽しむために必要な最低限の10本くらいを、昼休憩に、妻が風呂に入っている間に、子供が寝静まった後に観た。主人公は違えど、それぞれの作品は大きな物語に向かって収束していき、見れば見るほどヒーローたちへの愛着が増していった。特に『シビルウォー』よね。あれで一つスイッチが入った。妻は子供向けだと思っているけれど、組織の中で自らの信念を貫くこととか、過去に対するケリの付け方とか、そういうことじゃないですか。そして先日、『エンドゲーム』を観たことでおれのMCU週間は完成した。完全優勝だった。熱心なファンではないけれど、見慣れた面々が勢ぞろいした瞬間には、もちろんこうなることは分かりきっていたのだけど、あれが決壊してエモだった。正直、トニーとスティーブがあれに行った段階でわりと感情だった。それぞれがあれを全うして、一つの区切りとして完全だったように思う。『アイアンマン』から10年以上に及ぶ連続ドラマのようなもので、「こんな体験があるのか」という感じだった。シリーズを全部観ていない人間でさえこれなので、長年のファンの人たちの感慨は計り知れないし、もっと早く教えて欲しかった。これでようやくGoT最終章に突入できる。