暑いですね。『シン・ゴジラ』観てきました。ゴジラは幼い頃に『ゴジラ vs メカゴジラ』を映画館で観たくらいで(暗闇で光るフィギュアをもらった覚えがある)、今回も総監督が庵野秀明氏だったから観に行ったようなものでしたが、予想を超えてあまりにも最高でしたね。圧倒的情報量過多で一瞬たりとも目が離せませんでした。市川実日子さん最高。ゴジラが東京の中心部を破壊し尽くすシーンは、高揚感と絶望感とが混ざり合って思わず涙ぐんでしまいました。同行者は、序盤の早口会議が退屈だったようで爆睡していましたが。さて、再来年くらいにはシン・エヴァ来ますかねえ(来年とは言わないので)。
坂本慎太郎先生、二年ぶりの新作。最近は、発売前にトラックリストを眺めてどんな曲なんだろうと想像するのも楽しみの一つです(行き過ぎた信者)。『ナマで踊ろう』は、この人にしてはかなり直接的な歌詞が多くてドキッとした覚えがあるんですが、今作はいつもの感じですかね。それでも相当変ですけど。あとは、音の隙間が相対的に増えたような。それゆえに際立つマットな質感のドラムが心地よいです。中でも、軽やかなリズムとムシ声が癖になる"鬼退治"がお気に入りですかね。少し毛色の異なる"他人"も、暗闇に沈みこんでいくような感覚がたまらないです。今回はスタジオライブの様子をわざわざ公開しているので、普通の形ではなくとも、どこかで演奏を披露してくれる可能性が0.01%くらいあるのでは、と思ってます。
- アーティスト: 坂本慎太郎
- 出版社/メーカー: Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M)
- 発売日: 2016/07/27
- メディア: CD
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