マイクロキャッスル

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校正と朝食

粗探しマン

 会社で原稿の校正を行うことがよくある。それはお客さんに依頼されて作成した資料から、ミニコミ紙、ブログに載せる文章まで様々なのだけど、小さな会社であるため、そのとき手の空いている社員が素人目でチェックし、大事な原稿の場合は、そのむかし雑誌の編集をしていたという社長が目を通して、OKが出る。

 専門的な知識は持っていないのだけど、私はこの作業が好きだし、得意と言ってもいいかもしれない。たまに周りから「(誤字などを)よく見つけるねえ」と声をかけてもらうので、「普段から人の粗探しばっかりしているので」とか「自分に甘く、他人の間違いに厳しいので」とか、半分は謙遜、半分は本気で返しているのだけど、たまたま見かけた以下の記事で校正・校閲のプロフェッショナルの方が「僕、人のミスには寛容なんです」と仰っていたので、猛省した次第です。

ニッポンの朝食

  フィラデルフィアのバンド、リトル・ビッグ・リーグのボーカルによるプロジェクトのデビュー作。名前とアートワークに惹かれて聴いてみましたが、当たりですね。ニルギリスシューゲイザーのノイズまみれにしたような "In Heaven"、ミラーボールが脳裏に浮かぶドリームポップ "The Woman That Loves You"、どことなくオリエンタルなムード漂うインディロック "Everybody Wants to Love You"など、キャッチーな曲が続く前半から一転、後半はアンビエントを意識したような展開で緩急があり、短いながらも聴き応えのあるアルバムだと思います。

Psychopomp [Analog]

Psychopomp [Analog]