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マイクロキャッスル

Try to Describe It All

マグリット展とプルリエント

 先日、国立新美術館で行われている『マグリット展』を観に行ってきました。美術に対する造詣は全くないのだけど、例によって伊集院光先生がラジオで話していたのと、あの現実をはみ出した作風が単純に好みだったので。100点以上の作品が飾られていましたが、同じモチーフが幾度も出てくるんですね。同じモチーフを書き続けるのは画家として珍しくないことなんでしょうけど、会うたびにお気に入りの一発ギャグをかましてくるような、勝負球を多用してくる感じが妙に面白かったです。終盤、他のお客さんの会話からようやくわかったのだけど、絵の中に度々登場する銀色の球体、あれ鈴なんですね。そればっかり気になってました。あとは、めちゃくちゃ丁寧な、几帳面な絵で好感が持てるなあ、とか、石の質感がいい感じだなあ、とか、そんなです。やはり後期の作品が洗練されていて特に好みでした。

 帰ってきてから、美大を目指していた(結局入れなかったらしい)親父に今回の展覧会の話をしまして。何かしらのリアクションを貰えると思っていたのだけど、「ああ、マグリットは分かりやすいからね」と、かなり上から目線のドヤ顔をかましてきたので金輪際アートの話は振らないことにする。

Frozen Niagara Falls

Frozen Niagara Falls

 

 最近はドミニク・フェルノウのノイズプロジェクト、プルリエントの新作をよく聴いてます。インダストリアルで暴力的な重苦しいノイズミュージックなんだけど、(アメとムチで言うところの)「アメ」的にメロディがあったり、アンビエントがあったり、意外にも聴きやすい1時間半の大作です。