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マイクロキャッスル

Try to Describe It All

サラダ・デイズ・アー・ゴーン

 マック・デマルコの初来日ライブ。代官山UNITはマックのデマルコを待望する人々で溢れかえっていて、本当にうんざりだった(根本的にライブに向いていない)。すでに前座のシャムキャッツが始まっていたのでロッカーは全て使われていたが、「別に盗まれても死ぬわけじゃなし」と、大雨と人混みによるイライラをぶつける形でコートとバッグをロッカーの上に置きざりにした。日本の治安に感謝。

 2008年のスプーン初来日(たぶん)もUNITだったが、さすがにここまで埋まっていなかった。むしろ空いていた気がする。私にとってはデマルコもブリット・ダニエルも強烈なカリズマを持つ人間に変わりはないのだけど、これだけの人がしかも平日に集まるというのは、愛され方として尋常でないと思う。かく言う私も夜行バスで帰ってギリギリ次の日の仕事に間に合うという、弾丸スケジュールで臨んでいた。満足が半分、後悔が半分といった感じだ。

 『2』と『サラダ・デイズ』から人気曲を満遍なく演奏し、一曲ごとに大きな歓声が起こった。正直ここまで盛り上がると思っていなかった。マックは二階のPA席によじ登ると、観客へ向かって背面ダイブをした。アホだ。アホだが、裏声で歌い上げる "スティル・トゥゲザー" は沁みた。アンコールでは一転、メンバー全員が半裸で現れ、メタリカのカバーをしたりとハードロック/メタルな構成。外国人の客もステージに上げての裸祭りとなった。ギラギラのギターリフが延々と鳴らされるなか恍惚の表情を浮かべる半裸のマックを見て、聴衆の半数は体を揺らしながらも内心こう思っていた。「このアンコールはクソだ!!!」。

2 [Analog]

2 [Analog]