数多の音楽オタクの例に漏れず、今年のアルバムを並べて順位付けしている。満を持して発表するほどのものでもないのだけど、すでにルーティンワークと化しているところもあるのでそのうちリストにして載せようと思う。惜しくも選から漏れたものの、言及しておきたい作品ということでとりあえず三枚。
エル・Pとキラー・マイクのラン・ザ・ジュエルズ、二枚目となる新作が素晴らしかった。この圧倒的な完成度、相当な気合いの入ったアルバムなのでは。よく車の中で聴いていたのだけど、ラップに後押しされてついアクセルを余計に踏み込んでしまうので危ない。ピッチフォークの今年度ナンバーワン(しかし実質ディアンジェロ)。
シアトルを拠点とするシャバズ・パレセズの二枚目。こちらはアニマル・コレクティブ好きにまで届く、エクスペリメンタルなヒップホップアルバム。フライングロータスばりに目紛しく風景が変わる。これ相当いい。gorilla vs. bear の今年度ナンバーワン。
シンセポップおじさんことフューチャー・アイランズの四枚目。"Seasons (Waiting On You)" が今年のベストトラックリストに軒並みランクインしていて、「そんなによかったかな」と聴き返すうちにじわじわとやられているパターン。あとなによりジャケットがベスト。おじさんらしからぬアートワーク。