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マイクロキャッスル

Try to Describe It All

とある教団の宿泊施設

 叔父が新興宗教に入っている。中身はただの田舎のおっさんだし、何の宗教を信じようと勝手なのだけれど、外部にまで影響が漏れ出てくると話は変わってくる。
 以前、祖母が亡くなった折に、「骨をお墓に埋めに行くから、孫のお前も付いてきて欲しい」と叔父に誘われた。そう言われれば行くほか無いので、叔父夫婦、私の父母と一緒に車で出掛けることになった。行き先は他県らしいのでちょっとした旅行気分だった。聞いたことはなかったけど、祖母のルーツがその県にあるのかな、くらいに思っていた。
 車中で話を聞くうちに、どうも私の想像していたものとは違うらしいことが分かってくる。車は山奥に入っていき、叔父の宗教団体の総本山的な場所にたどり着いた。この地に骨を納めることこそが、死者を本当に救うことになるのだと叔父は言う。大仰な袈裟を着た信者の方により儀式は執り行われ、祖母の骨はお堂の一角に納められた。叔父夫婦には子供がいない。彼らが死んだときも、ここに葬られることを望むはずだ。そのとき誰がここへ骨を持ってくるのだろう、と想像したら目眩がした。
 私たちは敷地内の宿泊施設に一泊することになっていた。普段は信者の鍛錬のために使用されているのだろう、部屋ごとに祭壇があり、教祖である人物を崇拝している。隠しカメラが仕込んであるんじゃないかとか、壁に小さく「たすけて」と書いてあるんじゃないかとか、すでに楽しい旅行という想像を裏切られている私は疑心暗鬼だった。結局、特別なことは何も起こらなかった。悪い宗教というわけではないのだ・・・(虚ろな目)。
 翌日、名物でも食べてあとは帰るだけと思っていたら、「教団の支部に何カ所か立ち寄るから見学していこう」とか言うので、辛抱たまらず「車で待ってるからあんたらだけで見学してきてくださいよ」とブチ切れる私。受付にいる女性がどういうわけかみんな美人なのだが、それが余計に得体の知れなさを煽る(結局見学した)。
 ネット界隈ではおもしろ教祖としてさんざんネタにされている宗教に身内が入信している事実、支部に名前が掲示されるほど莫大な寄付をしていて他の親戚から問題視されている事実、一旦どこかに吐き出さないと正気を保てないぜ。

 たまに激太りマンことジュリアン・カサブランカス。雑い。最新アルバムは好きな人だけ聴けばいいと思う。やっていることは面白いと思うけれど、いかんせん癖が強い。それでもジュリアン率いるストロークスが私のヒーローであることに変わりはないのであった。個人的な顔の好みで言えばベースのニコライの方が好きなんだけど。

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Tyranny [帯解説・歌詞対訳 / 国内盤] (MGNF1012)

Tyranny [帯解説・歌詞対訳 / 国内盤] (MGNF1012)

 

  オウガ・ユー・アスホール新曲。無機質な音色の有機的なリズム、メロウなボーカル、最高かよ。12月くらいのライブのチケットを取った。